課題研究中間発表会

10月27日(木)に2年課題研究中間発表会を行いました。
 2年生は総合的な探究の時間を使って課題研究を進めてきました。1学期は課題研究の手法を学び、2学期はグループごとにテーマを設定し調査研究を進めてきました。文理1・2型は発表に対し生徒と教員で質疑応答を行いました。文理3型は大学の先生を交えて質疑応答を行いました。
 今後、調査研究をブラッシュアップし、12月10日(土)に課題研究発表会を行います。

11月前半の行事予定

11/1(火) 1年:がん教育出前講座
11/4(金) 木曜の時間割
11/5(土) 1,2年:記述模試,全国ラグビー県決勝戦
11/7(月) 第2回PTA理事会
11/10(木) 1,2年:実力テスト
11/10-11(木金) 3年:校内模試
11/11-13(金-日) 県高等学校文化祭
11/14-16(月-水) 2年:進路研修旅行

雪掻きができる受験生

 本校の校長に赴任して間もない頃、ある女性の方からお礼の電話がありました。その方の話によると、夜に砺波駅でお子さんを車椅子に乗せて階段を降りようとしたところ、エレベーターに気づかず、駅員さんの姿もなく、はたと困っておられたそうです。その時、たまたま通りかかった本校の生徒が、近くにいた他校の生徒に声をかけ、一緒に車椅子を持って階段の下まで降ろしてくれたとのこと。大変感動しておられました。

 たとえ気持ちがあっても、いざ行動に移すには勇気が必要です。話を聞いて、本校の生徒を誇らしく感じ、このような生徒を育てていただいている保護者の方や先生方に深く感謝した次第です。

 かつて私は、三年生の担任をしていた時、「雪掻きができる受験生になろう」と生徒達に伝えていました。それは、「自分は受験生だ」と堂々と言えるくらい夢に向かってひたむきに努力するとともに、どんなに忙しく大変な状況であっても「雪掻きを厭わずできる」つまり、困っている人のために自分のできることを少しでもやれるような器の大きい人間になって欲しいというメッセージでもありました。

 駅で女性を助けた生徒は、帰宅が遅くなり、明日の準備等で忙しかったかも知れません。まさしく彼は「雪掻きができる受験生」であり、その行動は本当の意味でこれからの社会に求められる、主体性と協働性を兼ね備えた価値あるものだと思います。

「道義為之根」本校の校訓の一つです。いつの時代においても、学問の礎となる精神を大切にしながら、人生や社会に生かすことができる学力や人間力を育成することが、砺波高校の目指すべき方向性だと考えています。

学校長 中村謙作

礪波同窓会から激励金を渡しました

10月19日(水)に全国大会と北信越大会に出場する陸上競技部4人に礪波同窓会から激励金を授与しました。今週末に行われるU18・U16陸上競技大会(愛媛県)に女子棒高跳、また北信越新人陸上競技大会に男子100m、男子棒高跳、女子棒高跳の種目で出場します。