アメリカ研修 活動報告(1日目)

12月の富山とは思えないほどの陽気の中、砺波高校アメリカ研修チームは新高岡駅を出発しました。東京駅で成田エクスプレスに乗り換える際には、校長先生にお見送りいただくというサプライズを受け、気合いも新たに成田へ向かいます。その後成田空港を定刻より10分早いスケジュールで出発し、11時間のフライトを経て経由地のシカゴへ定刻より30分ほど早く到着しました。途中乱気流に揺さぶられることもあり、旅の疲れが心配されましたが、飛行機を降りた生徒達の表情は、シカゴのひんやりとした空気と(この時外気温-1℃)日本とはまたスケール感の違う巨大な空港に興奮し輝いていました。

ボストン行きの乗継時間では、広いシカゴ オヘア国際空港の中で1時間ほど夕食を含めたフリータイムを取りました。多くの生徒達にとって初めてのアメリカでの買い物&食事となりますが、早速「何かよくわからない、とりあえず不味いものを食べた」という冒険者もいれば、マクドナルドやスターバックスという日本でも見かけるブランドで違いを検証する堅実派もいました。少し緊張もしたようですが、それもまた心地よい刺激のようで楽しそうに過ごしていました。

その後順調にボストンに到着しました。時間は現地時間22時を回っており、それから荷物を受け取って明日のことを最終確認し、2台の出迎えのコーチに乗って各ホームステイ先に向かいました。初のホストファミリーとの対面となるため生徒達は緊張した様子で、クリスマスのイルミネーションで飾られた住宅地に入ってもその綺麗さに反応する生徒はほとんどおりません。脳内では必死に初対面のシミュレーションが繰り返されていたのでしょうか。

 全員が無事にホストファミリー宅に到着し、明日学校への行き方もファミリーに確認できた旨連絡が入っております。今夜は遅くなりましたが、しっかり休息を取り、明日から始まる激動の1週間に備えて欲しいと思います。以上、研修1日目の報告と致します。