1月22日(水)のホームルームで、2年生がミニビブリオバトルをおこない、図書委員の進行のもと、グループで本を発表しあいました。2年生は昨年ビブリオバトルを経験していることもあり、慣れた様子で和やかに進みました。最後に担任の先生がサプライズで本を紹介されたクラスもあり、読書の大切さを知る有意義な機会となりました。
1年 総合的な探究の時間
【校長室より】3年生の皆さんへ
昨日は自己採点の日でした。思うように点数が取れなかった人もたくさんいると思います。毎年、共通テスト後は、「難しかった!」「時間が足りなかった!」という声がよく聞こえてきます。先日話した通り、大学入試は減点方式でなく、加点方式である事を決して忘れないで下さい。早く切り替えて個別試験の勉強に向かう事が合格への第1条件になります。どうか体調に気をつけて頑張って下さい。
さて、大学に合格するために一生懸命勉強している姿を見て、改めて皆さんに敬意の念を抱いています。その理由は、最近世の中に少し間違った考えが蔓延っているからです。2011年にニューヨーク市立大学のキャシー・デビットソン教授が「今年小学校に入学した子供の65%は、大学卒業時に今は存在しない職業に就くだろう」と語った言葉は、当時世界に衝撃を与えました。大学と就職の関係についてこれまでの固定概念を捨て、何か新しい事を自分で始めねばならないという風潮が芽生えました。スタートアップを支援する自治体も増えました。非常に大切な時代の流れですが、この流れを大きく誤解して「面倒な仕事はいずれ機械が全部するだろう」とか、「それは昔の仕事だからやりたくない」とか、あげくの果てに「一生懸命勉強しなくても儲け話があるだろう」という若者が増えたのも事実です。
そんな事は絶対ありません。皆さんのご両親や先輩達が人々のために今やっている仕事は、どれも大切なものであり、形や方法が変わったとしても無くなることはありません。たとえ今は存在しない新しい仕事が現れたとしても、それは今存在している仕事の基盤の上に作られるものなのです。だから皆さんが、社会で活躍している誰かを見て、憧れて、自分もなりたいと思い、大学で専門を学ぶために受験勉強している姿はとても尊いものなのです。
今は毎日が大変だと思いますが、春は近くに来ています。誰もが例外なく、この経験は将来必ず生きてきます。
イオンモールとなみでボランティア活動紹介が展示されています
課題研究のまとめ
2年生は現在、総合的な探究の時間に課題研究のまとめを行っています。
文理1・2型は個人で課題研究の成果を論文形式、文理3型はグループでポスター形式にまとめています。1年間の研究成果は課題研究報告書として3月に発行します。
また文理3型の3つのグループは2月1日(土)に富山大学で行われる「とやま探究フォーラム」に参加します。